商標権(しょうひょうけん)
所有する商標権や、これから取得する商標権を処理する勘定。商標権とは、自社商品と類似商品とを区別するため、商標を使用する商品の信用を保持するため商標法に基づいて設定されるもの。

商標権は知的財産権のなかの1つです。知的財産権には、商標権の他に、著作権、特許権、実用新案権、意匠権などがあります。また、意匠権、特許権、商標権、実用新案権の総称は工業所有権となります。
仕訳例

決算につき150,000円の商標権償却を行った。

借方
貸方
商標権償却150,000商標権150,000

2,100,000円(消費税込み)で商標権を購入した。代金は小切手で支払った。

借方
貸方
商標権2,000,000当座預金2,100,000
仮払消費税等100,000

3,150,000円(消費税込み)で商標権を売却した。1,000,000円の商標権勘定の残高があった。

借方
貸方
未収金3,150,000商標権1,000,000
商標権売却益2,000,000
仮払消費税等150,000

ポイント
商標登録を受けるためには、商標登録出願願書を特許庁長官に提出し、審査を受ける必要があります。商標権の存続期間は設定登録日から10年間ですが、回数を無制限とする更新登録ができるため、更新登録を繰り返すことにより権利が永続します。

意匠権
意匠権に係る出願料等の取得費用を処理する勘定。意匠権とは意匠法に基づき、物の意匠(形状、模様、色彩、組合せなど)を独占的に実施することができる権利。
実用新案権
実用新案権に係る出願料等の取得費用を処理する勘定。実用新案権とは実用新案権法に基づき、物品の形状・構造または組合せに関する新規の考案を一定期間、独占的に保護できる権利。
特許権
所有する特許権や、これから取得する特許権を処理する勘定。特許出願料や特許登録費用、特許権の買収金額、研究費など。
分類: 無形固定資産



サイト内検索